3/2 タンポポ調査・西日本の調査説明会に参加

3月2日(土)に、実行委員会のメンバー3人で、大阪市立自然史博物館集会室と長居公園で行われた「タンポポ調査・西日本2020」の調査説明会に参加してきました。大阪では1970年代から市民調査の歴史があります。2005年からは、西日本へとより広域化し、5年ごとに調査が行われてきました。その蓄積を学びました。写真は、事務局の大阪自然環境保全協会の木村進さんにより、フィールドでの調査方法の説明です。あたたかい日で、外来種(雑種)とはいえ、タンポポも大きく花開いていました。

タンポポの種類や同定などについては、兵庫県立人と自然の博物館(ひとはく)の鈴木武先生からご説明がありました。

タンポポの同定には、花(頭花)の下のガクのように見える緑色の部分の形などのほかに、花粉の観察も重要です。顕微鏡を使って、実際に見てみました。

スマホで撮影したセイヨウタンポポ(Taraxacum officinale)の花粉です。大きさがバラバラなのがはっきりわかります。カンサイタンポポやトウカイタンポポは花粉の大きさがきれいにそろっています(カンサイタンポポの花粉も観察しましたが、写真がとれませんでした)

 

調査の全体的なスケジュールなども確認し、いよいよタンポポ調査・西日本2020(岐阜はオブザーバー参加です)の開始です!